2013-03-19

546 アルペジオもスケールもラスゲアードも全部同じ表情で普段着モードなフラメンコギタリスト(1) 19-03-2013(火)

 もう一度家にギターのないプロフラメンコギタリストMelchor de Cordobaの動画を見ながら、何故家にギターも置いてなく(仕事場や練習場にはあるのでしょうが)、練習時間ゼロなのにここまで上手いのか? それは箸で食べる練習をしてからご飯を食べる日本人がいないと同様、普段着モードだから何の不安も感じない(コルムナ540)。
 テクニックどうこうではなく、普段着モードこそギター演奏の秘訣ではないかとの確信の元、その普段着モードの演奏の秘密をコルムナしています。


 まず、この何の不安も感じていない顔を見れば普段着モードは明らかなことは既にコルムナしました。今回は顔と右手の指を見てみましょう。

 まず、いきなり出足はフラメンコギター特有のラスゲアード(掻き鳴らし)。
 0:41から親指独奏。これもフラメンコギター特有の弾き方。簡単なようで、これだけの長い間親指だけで弾き続けるのは力が抜けている証拠です。難しいです。
 1:00からはピカード(スケール:imによる単音)。2:14からも。
 1:46からはトレモロ。
 3:08から再度ラスゲアード(掻き鳴らし)。
 4:03から再度ピカード(スケール:imによる単音)。
 4:20~26はアルサプーア(親指だけの往復で弾くフラメンコギター独特の弾き方)。
 4:41~52はアルペジオ。その後すぐに再度アルサプーア+親指だけの独奏。
 そして、最後まで強烈無比なラスゲアード(掻き鳴らし)。
 そして、最後何でもなかった様な笑顔!?

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