2012-05-15

520 2年連続戦慄のミスジャッジ 15-05-2012(火)

一昨日日曜日、20チーム中下3チームが2リーグAに降格するスペインサッカー一部リーグ最終戦が各地で行われました。
この時点で下から3番目(40点)だったZaragozaは敵地で2-0で勝ち43点で一部リーグ残留。結局下から5番目の16位。
そして、試合前41点のGranada CF40点のRayo Vallecanoは勝った方が残留、負ければ降格の選手もベンチも観客も殺気立ったRayo Vallecanoのホームでの異様な雰囲気の試合は0-0のまま後半戦も、Rayo Vallecanoが試合終了間際92分にゴールを決めて1-0となり自力で残留を決めましたが、明らかなオフサイドの見逃し(だそうです、筆者は分かりませんが)。
最後の最後で、しかも去年のミスジャッジで一部リーグ昇格の天罰かと思いきや、すぐに試合終了のホイッスルが鳴って、両チーム仲良く一部リーグ残留のお祝い!?
実はその僅か2分前に、試合前同じく41点で別のスタジアムで最終戦のVillarrealが相手のAthletico de Madrid試合終了間際に強烈な頭突き攻撃で一点入れられ勝ち点41点のままで下から3位で12年ぶり2部リーグ降格(00:20からは2部降格Villarreal首脳陣の退席の模様)。おかげ様で負けて42点のままのGranada CFはギリギリ下から4位で一部リーグ残留決定。もしVillarrealが引き分けていれば得失点差でGranada CFが降格だったのですから、正に首の皮一枚で2分前に滑り込みセーフのクロスプレーでした。おかげでGranada CFRayo Vallecanoの試合後も予想された乱闘騒ぎはなく、待機していた機動隊の出動もありませんでした。

自分の畑を耕す者は食糧に飽き足り、虚しい物を追い求める者は貧しさに飽きる。-----或る昔の偉い人

いや~、筆者はサッカーに興味はありませんが、ある意味他人の優勝よりも不幸の方が面白いですね!?
いずれにせよ、所詮プロスポーツは観客に夢を売る商売です。早速夢から醒めてみれば、Granada CF残留決定の一面大見出しと同じ昨日の新聞には株式市場は今年最低値を記録し、グラナダ市内の社会食堂はスーパーで食糧を買う金がない市民が倍増しているそうです。
所詮は夢に過ぎないサッカーのミスジャッジなら他力本願で何とかなるかも知れませんが、人生のミスジャッジで社会食堂通いの人生ならやはり考え物です。年齢によってはいくら考えてもどうしようもない人も多いでしょうね。

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