2012-02-13

482 良いギターから良い音ではなく悪い音(1) 14-02-2011(火)

名器とは言えないまでも、良いギターを手にして良い音が出ない原因は何でしょう(先週のコルムナ)? これがこのところのコルムナのテーマです。
 いずれにせよ、良いギターは良いギターなのですから、良い音が出ないとすれば、それはギターが悪いのではなく、弾き手が悪いこと位分かります。では一体良いギターを手にしてもどんな弾き方をすれば良い音が出ないのでしょう? 例を2つほど挙げてコルムナして行きます。

 タッチが悪い と言えばありきたりですが、どんなバットでも当らなければボテボテの内野ゴロです。バットの良し悪しではありません。同様に爪弾き方、タッチが悪いのでしょう。当り具合が悪ければ確かに音は出ませんし、ましてやヒットも良い音も出ませんが・・・。
 ベンツの高級車をローギアーやセカンドギアで思い切りアクセルを踏み込む様な力任せの弾き方 良いギターほど真っ芯で軽く弦に触れるだけで良い音が出るものです。それを無理矢理力を込めるなら、それは燃費の極めて悪い運転と同じです(同8)。

 は外見のフォーム、は外から見ただけでは分からない内面の状態です。例え外見のフォームが完璧でも、内側が力んでいれば決して良い音は出ません。

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