2011-11-14

495 スペインで日本に生まれて良かったコロンビア以下のジンバブエ 15-11-2011(火)

市バスだと思って乗って行き先を運転手に告げると、後ろに座っているボスに訊けと言われ、後部座席に向かって歩き始めたとたん後ろから首を絞められ強盗。最近ジンバブエに行った旅行者から先週聞いた実話。
 乗った市バス丸ごと泥棒バス(本人の表現)だったとは、バス丸ごと誘拐して身代金を請求するコロンビアのまだ上がいたんだなと反射的に感心した筆者であった。しかし、こんなバスが市内を走っているのかジンバブエ。
 信号待ちで横断歩道に停まるとナイフやピストルを突き付けられて強盗され、忽然とストリートチルドレンが消えて現地の医者の協力で臓器摘出されてアメリカに売り飛ばすコロンビアや、朝起きて停電かと思ったら夜中に泥棒が近所一体の送電線を盗んでクズ鉄屋に売り飛ばすブラジルでは昨日リオ・デ・ジャネイロで麻薬一掃作戦が実施されたそうですが、アフリカもとんでもない所が多い様です。
 この旅行者はエジプトでも子供に火の着いた花火を投げ付けられ喧嘩になったそうですが、一番ヒドかったのはモザンビークだったそうです。

 私達は真理に逆らっては何も出来ず、真理のためなら何でも出来るのです。-----或る昔の偉い人

 日本に生まれて良かったと常日頃から思う筆者ですが、こんな奴らに日本の税金で援助してやることはないとはおかしな国ばかり回って来たこの旅行者の話。ごもっともです。話を聞いている内にスペインでさえ天国に思えて来ました。
 生活に困っても、まだ盗む所、盗む物があるうちは本当の貧しさではないのかも知れませんが、貧して鈍する人間に浅はかにも心を打たれて援助しても糠(ぬか)に五寸釘なのかも知れません。
 援助する方も援助される方も、極端な話、真理に根ざした援助、真理に根ざした貧しさでなければひっくり返って全力で足をバタつかせた割にはさっぱり進まないゴキブリの親戚です。何も出来ずなら確かにそう言えます。
 そして、問題は政府が代わったばかりのイタリアに次の日曜日20日の前倒し総選挙で政府が代わるスペイン、そして、TPPに参画し様とする日本・・・。
 新政策とそれを享受する国民双方の根底に真理があれば上手く行くでしょう。何せ真理のためなら何でも出来るんですからね。
 そして、昨日のグラナダ市の地元新聞の一面には農業助成金詐欺事件発覚。架空の季節労働者契約書を提出して、一日も働いてないのに助成金を山分けする雇う側と雇われる側。しかも、グラナダ県全域に渡る大規模詐欺。
 見事に真理に逆らって助成金を無理矢理奪い取る意地らしさ。泥棒バスより慎ましいじゃないですか・・・。

0 件のコメント: