2011-10-10

490 未婚の母3倍増 11-10-2011(火)

 一昨日のニュースに拠れば、この10年間でグラナダ県の未婚の母の出産は3倍に膨れ上がったそうです。もちろん、全国的にも全く同じ傾向だそうですが、凄まじい数字ですね。
 もっとも、内容はいわゆる未婚の母で両親と同居、NGOに住居を割り当ててもらった未婚の母、実際は子供の父親と同居しているのに住民票は両親の家のままで公的援助を受け続けている狡賢い事実婚の母親など、未婚の母とは言え状況は様々とのこと。
 皆それぞれ表面的な理由はあるのでしょうが、根底にあるのは結婚と言う概念が近年極めて希薄になったこと、それは取りも直さず人間様自体の軽薄化の表れに他なりません。

 貧しい者を貧しいと言う理由だけで弁護してはならない。-----或る昔の偉い人

 日本人はある意味軽薄な判官贔屓な民族かも知れません。今週のこのことばはウル覚えで文字通りではありませんが、安易な判官贔屓は正義を曲げるにさえ至ることへの警鐘です。
 結婚せず同棲なんか当り前どころか、貞操概念など既に死語なのは特に若い連中がそうですが、それが別れたから助けてくれ!? 一方的に安易過ぎるんじゃないですか? 子持ちだから助けた方がいいに決まってますけど。 
 助けた方がいいに決まってますけど、総ては無責任感の産物の事後処理の援助に過ぎません。責任感で未然に防ぐ方が遥かに知恵じゃないですか?
 確かにこう言う場合男性より女性がよりバカを見る訳ですが、何と言っても片親だけの子供が一番の被害者です。これが国際離婚ならもっとそうです。

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