2011-10-31

467 嫁はんに逃げられたクラシックギタリストのその後!? 02-11-2011(火)

 相変わらずギター三昧の生活だそうです(先週のコルムナ)。聞いた話です。
 ギター以外何の興味も示さず、嫁はんに全部やってもらって据え膳上げ膳で当り前だと思い込んでいた男なので、これは想像がつきました。別れて一年以上経った今、金銭的生活はどうしているか知りませんし、筆者もそこまで他人のことを詮索する気もありません。
 確かにこれが日本社会なら通用しない男なのでしょうが、ある意味ギターが上手けりゃそれでいいじゃないかと、ギターを爪弾く者として筆者も気持ちは分かります。下手ならともかく、何せアランフェス協奏曲を弾く腕前なのですから、これはやはりギターの世界では立派なマスターです。
 文句があるならアランフェス協奏曲3楽章弾き切ってから言え!!
 と本人は言う様な人間ではありませんが、それ以下の腕前のギター弾きはそう言われたら返すことばがありません。
 もっとも、ギターに興味のない人はそう言われたら頭に来るだけかも知れません。
 筆者はギターの上手い人は皆尊敬します。
 生前機械的な演奏だと言われることの多かったナルシソ・イエペス(↑)ですが、さすがに代名詞のアランフェス協奏曲は上手いですね。何より歌っています。演奏が活きています。統計に拠れば、20世紀世界で一番聴かれたスペインの曲だそうです。

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