2011-10-24

466 嫁はんに逃げられたクラシックギタリスト!? 25-10-2011(火)

 筆者の知り合いのクラシックギタリスト。以前は歩いて5分の近所だったので家に遊びに行ったりしていましたが、10年ほど前に嫁はんが郊外に一軒家を買って引っ越して以来、すっかり疎遠になっていました。この間偶然遭ったのが3、4回に電話で年に一度話すか話さない程度。
 腕はセミプロ級で、確かアランフェス協奏曲も弾き熟す腕前です。ただ、グラナダ市民のくせに世界の名曲アルハンブラの想い出を知らない連中が圧倒的大多数のこのグラナダ市で、フラメンコギターはともかく、クラシックギターで稼ぐのは無理だと本人も言う始末。
 そこで良く出来た嫁はんがしっかり働いて子供を育てて住宅ローンも払って、金銭面ではあれやこれやほとんど総てを切り盛り。その間旦那は僅かな生徒にレッスンして雀の涙の収入でギター三昧。
 芸術家にありがちな、良く言えば唯我独尊で、はっきり言えば無神経の非常識の自律神経失調症。それでも傍目から見れば嫁はんも嫌な顔することなく、上手く行っている筈でしたが・・・。
 先週共通の知り合いから『もう1年以上前に別居して、嫁はんは新しい男と住んどる!?』『え!?』『何や、知らんかったん!?』
 知らんかったですね。子供が大学生になって手が掛からなくなったのを機会にギター道楽の無収入の旦那に愛想を尽かした様です。そりゃ、他の男にも目が向くでしょうね。ちょうど20年の結婚生活だった様です。
 全国のギター愛好家の男性の皆さん。収入はあった方がいいです。

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