2011-03-14

438 きれいに別れて良いギタ-(1) 15-03-2011(火) 

 日本は国難の時ですが、続けてスペインギタ-コルムナして行きます。先々週の続きです。
 個性が中々ことばにならないことは別にして、個性ある楽器の音にはギタ-に限らず共通点があります。それは音が十分に分離していること。一音一音がはっきり別れてきれいに聴こえることです。
 筆者も余りはっきり喋る方ではありませんが、口を大きく開けて一音一音はっきり発音する人の方がハキハキすっきり聴こえます。一音一音はっきり発音するとは母音をはっきり発音すると言うことです。そうすれば、大声を張り上げなくても声は遠くまで聞こえるそうです。
 母音をはっきり発音せずに遠くまできれいに聴こえる大声もないことになります。出来のいい大きな音の合板製ギタ-みたいなものです。やはり、合板では限界があります。
 と言うことは、大きな音は出ていなくても、一音一音がはっきり分離しているギタ-なら、聴く人の耳にもきれいに聴こえていることになります。

0 件のコメント: