2010-04-06

415 急に座り込むなっちゅうの!? 06-04-2010(火)

 先週金曜日2日、正味12日の滞在を終えて日本から戻って来ました。2回ばかり回顧録でコルムナしてみましょう。
 実は母校の応援で選抜甲子園大会に行って来ましたが、一回戦敗退。延長10回裏逆転サヨナラ負けは精神的にも応えますね。
 それでも筆者はブラスバンドのすぐ後ろの席に陣取り、自ら甲子園でラッパを吹いていた37年前を思い出していました。今回ある意味試合自体よりこちらの方が感慨深いものがありました。少年老い易く、学成り難し。良く言ったものですね。
 甲子園もチケット窓口、グッズ売場など全くリニュ-アルされた反面、その分時の流れも感じました。
 それに負けず劣らず今回思い出に残るのは、確か首都圏のどこかで電車に乗った時、初老のおばさんが乗って来たと思ったとたん入口横で急にしゃがみ込んだ!? 誰かがすぐに『大丈夫ですか』と問えば、おばさんは『大丈夫、慣れてますから』と答えた後、何故か声を掛けなかった筆者に向って『歳を取ると骨にカルシウムがなくてね。あなたも今の内にカルシウムを取ってね』!?

 自分の畑を耕す者は食料に飽き足り、虚しいものを追い求める者は貧しさに飽きる。-----或る昔の偉い人

 中年更に老い易く、カルシウム欠如・・・か!? 人事じゃないな、これは。37年どころか、後何年で自らも初老じゃ!?
 あれは夢だったのか、それとも、筆者はずっとスペインで夢を見ているのか・・・。
 どこに居ようが何年経とうが、虚しいものを追い求めるのではなく、自分の畑を耕す者こそ食料に飽き足りるとすれば、それは決して無益な自己満足に終わる夢ではないと確信します。

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