2009-08-17

384 荒れるスペインの病院!? 18-08-2009(火)

 日本語で荒れると言えば普通は学校だが・・・。
 頭に来た患者や、患者が体力不足の場合はその家族や付き添いが先生や看護婦に暴力を奮うのはもう常識になったと言ってもいいスペインの医療事情(か!?)。さすがは情熱のスペイン。この手のニュ-スはもはや些細なことに成り下がってしまったので、世論もまたかとしか思わなくなってしまった感があるが、一昨日日曜日の新聞を見て少し筆者も認識が変わった。こうした当事者(容疑者か!?)の多くは薬中だと言うのである。
 なるほど、いくらスペイン人は血の気が多いとは言え、過去何度かこちらの病院で診てもらった筆者の経験でも、まさか病院で大立ち回りと言う雰囲気はなかった。しかし、麻薬で頭が蝕まれているとなれば、いくら院内と言えども、これはもう一人無法地帯だ(← バレ-の一人時間差の派生語)。せいぜい同類項のお仲間と一服しながらじゃれ合っているならいいが、堅気の医師や看護婦や待合室の病人にまで手を出すから始末が悪い。
 急性薬中やアル中で担ぎ込まれる急患の多い土日の夜の当直の受付や医師は気が気じゃないそうだ。本当はこんな奴ら放っときゃいいと思ってもそうはいかない。しかも、こんな奴らが保険書を持っているはずもなく、人道上処置をしてお引取りを願うが、請求書は宙に浮いて、結局納税者の懐から。

 人に思慮があれば怒りを遅くする。その人の光栄はそむきを赦すことである。-----或る昔の偉い人

 先週もう20年以上前東京のどこかでバ-テンをやっていたと言う旅行者がやって来ました。週末はアメリカ軍基地からドバっとアメリカ兵がやって来て店内は薬パ-ティ-。どこの所属だと聞いたところ、エアフォ-ス(空軍)とのお答え。いや、こんな薬中のイカレポンチに飛行機が操縦出来る訳はないとの確信の元、更に任務内容を訊いてみると、飛行機の車輪の車輪止めを外すだけだとか!? なるほど、気違いに刃物、薬中に戦闘機では漫才にもなりません。
 世の中一人漫才で他人を巻き添えにして悦に入っている気違いが多過ぎるのです。スペインやアメリカの人事ではないのが気がかりです。

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