2009-07-06

378 ゲテモノリンク 07-07-2009(火)

 スペインでは年に一度オカマの日がある。先週土曜日がそうだった。しかも、新聞に拠ればこれはスペインだけでなく、世界オカマの日だとのこと。日本でも何か催しがあったのかと、筆者が逆に訊きたい位だ。
 スペインでも各地でオカマの仮装行列が気勢を上げたことがニュ-スになっているが、仮装ではなく本物なのだからこの日本語訳は当らない。気色悪い数枚の写真の下のデモ行進の写真は中央のスペインの平等大臣(直訳:ま、日本語的には人権大臣と言えばしっくり来るが、こんな大臣職があるのか!?)と両脇を固めるスペインオカマ協会の代表達(於首都マドリ-ド)。因みにパンカ-ドには差別撤廃と書いてある。
 なるほど、スペインは3年ほど前から男同士女同士が合法的に結婚出来るオカマ大国なので有権者もオカマが多いとなれば、節操のない政治家が尻尾を振るのは過半数こそ正義の民主主義の鉄則。次の総選挙を睨めば与党は愚か野党さえもオカマには逆らえない。しかも、仮にオカマではなくとも、別にいいじゃないかと言う国民が今日圧倒的大多数なのがスペインなのだ。
 さて、ここまでならある意味例年通りだが、今年は一味違う。旅行業界と飲食店業界が余りに多いオカマ人口に照準を合わせ、オカマ協会推奨ホテル&レストラン加盟店の大構想をぶち上げた。オカマ夫婦は子供がいない分、通常家庭より30%購買力が高いからキャンペ-ンの意義はあるとかどうのこうの・・・。実際インタ-ネット上では既にこの種の宣伝とリンクは相当数に及ぶらしい。
 必ずしも類は友を呼んではいないホテルやレストランも経済危機に背に腹は代えられないと、今年はこのオカマキャンペ-ンでオカマ旅行者に期待しているとの談話。特にホテルはチェ-ン店ならオカマリンクもチェ-ン店だ。あっと言う間にオカマ千里を走る。

 汚れた者はますます汚れを行い、正しい者はますます正しいことを行いなさい。-----或る昔の偉い人

 そして、筆者の地元グラナダ市でも多くのホテルやレストランが既に諸手を挙げて大賛成だそうです。もちろん、市長さんも!? 市長さんは中央政府の与党社会党(PSOE)に盾突く野党第一党の民衆党(PP)なのですが、オカマに票は代えられません。
 節操の基準がなければ節操がなくなります。何が汚れで、何が正しいことかの基準がなければ、元々性悪説の人間様が正しいことではなく、自然に汚れに身を任せる様になるのは自然の流れです。それを民主主義の名の下に法制化さえしてしまうのですから、やはり、人類は川で言えば下流の汚水の中でもがいているのでしょう。
 はっと我に却って上流を目指さなければ、リンクされて滝壷に頭から逆落としです。
 それにしても、今回筆者は虹がオカマのシンボルだと初めて知りました。怒れ、正義のレインボ-マン!! 筆者はオリジナルレコ-ド(昭和48年)を持っています!?
  

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