2009-06-15

349 売れ残りの方が良いギタ-!?(3) 16-06-2009(火)

 それでも厄介なのが消費者心理です。どうしても新品の方が良いギタ-だと自動的に思ってしまう思考回路に出来てしまっている様です。読者の中にも今一釈然としない人がいるかも知れませんが、ギタ-は鮮度が決め手の生鮮食料品ではなく、年期が味を醸し出すワインだとの明確な判断基準に根差して下さい(コルムナ347)。
 素材の良い1年目のギタ-が、大した木材を使っていない20年前の中古ギタ-に劣ることは大いにあり得ます。新品の方が古い方より見映えや、そして、商品価値としては遥かに優れているかも知れませんが、音量、音質(音色)、遠達力において遥かに劣ることは大いにあり得ます。
 資本主義社会ではどうしても売れ筋が価値観になりがちです。逆に、売れ残りは売れ筋ではなかったが故に一般的に良く思われないでしょうし、商品価値も劣ります。実際筆者はこの4年前の売れ残りギタ-は当初鳴ってなかったこともあり、頭からホームページに発表さえしていませんでした。
 しかし、4年後に化けていました。これが真実です。もちろん、ギタ-は総て時が経てば良いギタ-に化ける訳ではありませんが、一般的にどんなギタ-も4年前より4年後の方がより良いギタ-になっていると断言出来ます。
 それでは、今回先生が低音弦の分離が今一で、やはり、今一ギタ-だと買って行かなかった方の新品のギタ-は4年後どうなっているのでしょう(同344)? 

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