2009-05-04

369 豚にサッカ- 05-05-2009(火)

 先週土曜日はスペインサッカ-リ-グ首位攻防戦。2位レアル・マドリ-ドが本拠地で3ゲ-ム差首位のバルセロ-ナFCを迎えた大一番はスペイン全国注目の一戦となった。
 昔から大人気なく罵倒し合う因縁のライバル同士の対戦は常に僅差か引き分けかと相場は決まっていたが、今回は何とバルセロ-ナFCが敵地で6-2と圧勝。残り試合数を考えれば、今年のリ-グ優勝をほぼ手中にした。
 もちろん、興味のない筆者は観なかった。ど~でもええわい。それよりも時代は豚インフルエンザだ。
 昨日の時点でスペインは40人。やはり、同じスペイン語圏故に旅行し易いメヒコ(メキシコ)に行くスペイン人に感染者が増えて来た。
 昨日も筆者の地元グラナダ市でメヒコ帰りの市民一人の感染が確認されたが、筆者の周囲は皆まるで人事。それより、贔屓のサッカ-チ-ムが勝てばそれでいいのだ。豚肉を食ゃいいんだろうと言う連中もいる(意味不明)!?

 私たちは何一つこの世に持って来なかったし、何一つ持って出ることも出来ません。衣食があればそれで満足すべきです。----或る昔の偉い人

 つい3週間前のイ-スタ-も(コルムナ365)、一昨日までのメ-デ-連休も観光地のホテル宿泊率は大幅減。贔屓のサッカ-チ-ムが勝とうが負け様が、数字は嘘を吐きません。現時点ではまだ豚さんではなく、世界的大不況の影響なのは明らかですが、豚さんの逆襲にも本腰が入れば、更に特に外人観光客の足が遠のくのは目に見えています。読者の周囲にも海外旅行はちょっと様子を見てからと言う人も結構いるのではないでしょうか?
 だからこそ浮世の喧騒を暫し忘れてサッカ-にのめり込んでも、酔いが醒めれば失業に物価高にロ-ン地獄にと現実が待っています。更に豚さんまでもが現実の追い討ち。
 やはり、筆者には良からぬ底流が臭います(先週のコルムナ)。ここから今後ますます一件何の関係もない様々な追い討ちが21世紀の人間様を襲うべく待ち受けている様な気がします。
 だからこそ、現実と自らの足元をしっかり見ていれば辛うじて押し流されることはないだろうとすれば、そうでなければ底流もろとも滝壺に逆落としかも知れません。
 前門の100年に一度の経済危機と後門の豚風邪。関係ない様に見えて関係あります。天罰でしょうか!? これで総ては説明が付いたりして!?
 

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