2008-05-12

292 これが分かればギタ-人生が変わる!? 指遊びでpを踏み込む感触はアルペジオ(5) 13-05-2008(火)

 ここで肝心なことは右手の腕の軸の回転による遠心力を利用して右手親指で打つことであり、決して親指自体の力ではないと言うことです(先週のコルムナ)。親指自体に力を込めてもさっぱり弦に力が伝わらないことは今まで散々見て来ました(同289&290)。これを意識しながら、何度も右腕の軸を回して右手親指を遠心力で打ち下ろす練習を繰り返してみましょう。
 とは言え、硬く構えないで、あくまで指遊び感覚の遊び心のまま、しかし、遠心力で打ち下ろします。
 感触を掴んだ頃、先週からしばらく引っ込んでいた左手を目の前に再び鳥の口ばしの如く構え、その左手人差し指の付け根目指して右手親指を右腕の軸を回す遠心力の勢いで打ってみましょう(この時右手のimach4本の指はもう以前の様に左手の人差し指と中指の間に置かず、空中に位置させる)。これはもう弾くではなく、打つ、或いはぶつけると言った方が当っていますね。
 どうですか? 左手人差し指の付け根に当るエネルギ-はカルチャ-ショックを受けるほどに増幅しているはずです。右手親指先も下手をすれば痛い位のインパクトがあるはずです。
 
 以上を体験するしないはギタ-人生開眼か暗中模索かの分岐点ともなり得ます。中々文章では伝わり難い面がありますが、分かり難い読者は遠慮なくメ-ルでお尋ね下さい。

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