2008-03-31

286 金槌で踏み込むアルペジオのp 01-04-2008(火)

 昔どこかのギタ-の本に『支点は指の付け根より手首、手首より肘、肘より肩に持って来る』とか書いてあったのを思い出します。これは懸案の親指だけではなく、右手pima総ての指についての一般論だった様に記憶していますが、これが先週の最後の問い『pを踏み込む際、腕全体の体重をかけるとは』の答えじゃないかと思います。ただし、動いているのはpだけです。手腕も動くフラメンコのラスゲア-ド(掻き鳴らし)ならありますが、アルペジオなのですから、どう見てもpを踏み込む際、動いているのはpだけですが・・・。
 これは支点はなるべく上に持ってきた方がより力が指に、そして、弦にも伝わると言うことです。例えば、金槌を右手に持っている場面を想像して下さい。手首だけで上げ下げしてして釘を打つよりも、肘から、そして、肩を支点に腕全体を振りかざして打った方がより釘に力が伝わります。そんなことをすれば力は大きくなっても、モ-ションも大きくなってコントロ-ルが利かない!? 確かにそうですが、動かすのが親指だけならコントロ-ルは利きます、支点はなるべく上に持って来たまま!?
 こうなるともう文字では伝え切れません。文字ではこれが精一杯です。それでも来週は何とかもう少しこれをことばにして具体化してみましょう。

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